01.あなたたちへ

 

 「喜ぶ顔が見たい」ただそれだけのことである。

 しかし、あなたたちは、私とは違う存在なのであり、全てがあなたたちの思いどおりになるわけではない。

 

 私であるがゆえに私にはやらなければならないことがある。

 それが本当にあなたたちの負担になりすぎているのであれば、私はそれを正すこともやぶさかではない。

 ただ、私にはやらなければならないことがある。

 それを言葉で伝えることはできないが、私が私であるがゆえにやらなければならないことがある。

 そのためには、あなたたちや子供達に協力してもらわなければならない。

 

 あなたたちは、私であるがゆえに愛してくれているのであり、私が私であることを確立するやらなければならないことを通して私を愛しているのである。

 私は、あなたたちを愛しているのであり、あなたたちがゆえにあなたたちであること確立するあなたたちのやるべきことを尊重したい。

 したがって、私は、私の思うあなたたちの行動に満足することはできない。

 あなたたちは、あなたたちの思う私の行動に満足することはできない。

 しかし、私に満足できないあなたたちの行動が、すなわちあなたたち自身であるがゆえの行動であるから、私はこれに価値観を見出さない。

 だから、あなたたちに満足できない私の行動が、すなわち私自身であるがゆえの行動であることを理解してほしい。

 

 私はあなたたちを大切にしたいと思っている。

 しかし、あなたたちを大切にしたいと思っている私は、あなたたちが満足できない私を確立している行動を持つゆえの私であるから、私にはこれを変えることができない。